2012 年 4 月 17 日
今日、とっても春らしい青空の下
久しぶりにお店を出て元町方面へ歩きました。
楽しみにしていた『ボビンレース』の作品展を見に行くためです!
『ボビンレース』とは、中世ヨーロッパの王侯貴族がこよなく愛し
ヨーロッパ中心に現代に受け継がれている繊細で優美なレースです。
(北澤先生 レッスンのご案内より)
当時の肖像画をご覧になられると襟や袖に施されています。
糸をボビンと呼ばれる糸巻きに巻き、型紙の上にピンで固定しながら
左右に交差し、織り上げていきます。
かなりの時間と技術を要する作業で
実際に販売されることは多くないようですが
アンティークレースや高価なものは『糸の宝石』ともよばれるそうです。
製作はハンカチやテーブルセンターなどから始め
リングピローやコサージュ、ストールなど
作品の幅はとても広がっています。
この日、北澤先生がつけられていた濃いチャコールグレーのストール
シルクで編まれたものだそうで
色のクールさと、上品な織が先生の雰囲気にぴったりで
しばし見とれてしまいました ^^;
(こちらは先日の額装・向井先生の作品展に出品された時のもの。)
写真では伝わりづらいかもしれませんが
レース編みとはまったく違う
細かく優美な「てしごと」です。
真ん中の写真は200年前の図案から作られたものだとか。
編み目の細かさといったら。。。
言葉で表現するのがはばかれるくらい
美しい作品です。
是非この機会に、直接「ボビンレース」のすばらしさをご覧いただきたいです!!
北澤賀代子先生 ボビン・レースゆう展
4/17(火)~4/22(日)
AM11:00~PM6:00(最終日 PM5:00迄)
ギャラリー むかい
神戸市中央区北長狭通3-10-1
078-331-0740
コメントはまだありません »