歯が溶ける !?
2010 年 1 月 29 日
読売新聞でワタシが好きな『健康+プラス』というコーナー。
最近 興味深く読んだのは『歯を白く』という特集で
中でも、酸の強い飲食物は注意しなければならないということ。
《コーラ、梅酒、黒酢ドリンク、赤ワイン、スポーツ飲料など》
消化の手助けもする『唾液』が口の中を中性に戻しますが
運動後、唾液が少なく 口の中が乾いている状態で酸の強いモノを摂ったり
だらだらと食べたり飲んだりして、常に酸にさらされていると
エナメル質が溶け出して その下の象牙質がむき出しになり 色が黄ばんでくるとか。
そして、『食べたらすぐに歯を磨く!!』という習慣をつけている方も多いと思いますが
酸の強い飲食物をとったすぐ後の歯磨きは危険なようです。
というのも、酸にさらされた直後は歯が柔らかいので
そこでさらに磨いてしまうと 表面が削れやすくなるからです。
なので、こういう場合の歯磨きは 食後30分程度おいたほうが
唾液に含まれる成分が再石灰化の働きをしてくれます。
そしてもう一つの対策としては。。。
酸性の強いモノをとったらすぐに お茶や水で口内を中和させてもいいそうです。
例えば、赤ワインにチーズ・紅茶に牛乳など。
再石灰化を促すカルシウムと合わせると 尚いいとか。
そしてそして、固い歯ブラシや粒子の粗い歯磨き材で磨くのも
歯の表面に傷がつき、再び汚れが付着しやすくなるので
あわせて注意したいですね。
まだまだ知らないことがいっぱいだ ^^;