4年生の総合学習☆
2010 年 3 月 16 日
先日 リコが通う小学校の4年生全員が
一年間通して学習してきたテーマを発表する。。。という企画がありました。
市内でも中心部になる学校区なのですが
もっと町に愛着を持ち、よりよいj環境作りが出来るように
『だれもが楽しめるゆめの公園』を子供達がみずから企画・提案し
市の担当の方や議員さんの前でプレゼンするというもの。
1学期は町の様子を調べるために みんなで駅前へ出かけて行きました。
2学期には、市の整備課の方から『市が目指す街づくり』についてお話を聞き
クラスごとにテーマを決めて、それぞれのテーマにあった計画を立てました。
3学期は、立てた計画を形にする。。。『模型作り』を完成させて、発表しました。
どのクラスも、ほんとに可愛くて『頑張った』結果がきちんと表れている立派な発表でした。
劇のような形態のクラスもあり、この日までどんなに練習したのだろう。。。
と思うと、こみ上げるものがあったり :^^:
この学年だけではなく、学校全体が変わってきたのを感じたのは
今おられる校長先生が着任されてからの 2年くらいでしょうか。
教科書に基づいた教育だけでなく
『生きる力』を、共に学べる環境作りをされている すばらしい先生です。
朝、夕も子供達の登下校の様子を自転車で見てまわられて
感じたことをそのまま、児童や保護者に伝えてくださいます。
とてもストレートにほめてくださったりするので、子供達の心にもきっと刻まれているでしょうね。
校長先生が着任されて間もない頃、私は学校の役員をしていたので
先生のお話を聞く機会が多かったのですが
一番印象に残っているのが
『お母さん方!!もっと子供達に食べさせてください、寝かせてあげてください』
と言われたことでした。
先生は児童の様々なデータを御覧になり、全国平均と比べられて
『学業レベルは高いけれど、体がとても小さい。』
これを保護者以上に、とても深刻に捉えられていました。
故の、『寝かせて、食べさせて。。。体が資本です。』につながっているのでしょう。
学業面でも、テスト結果そのものだけでなく
児童達の弱い部分⇒『自分で考える・表現する 』に力を入れるため
今回のような企画をはじめ、様々なテーマを与えられての新聞作りにも励んでいました。
与えられたことだけを、求められたように出来ることが全てではなく
自分で感じ、作り、表現できることから得られる大きなものを
この小学校で経験できていると思います。
そして、『体が資本』という一番大事で 忘れがちなことも。。。
リコが後に小学校生活を振り返った時
豊かな経験に感謝し、誇りを持って前へ進んでくれるといいなぁ。。。